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歯茎から出血

みなさんこんにちは!! 4月に入り、新生活がスタートした方もいらっしゃるのではないでしょうか?新生活が始まり慣れない環境や、忙しさから歯磨きが怠っていませんでしょうか ?なかには歯磨きを すると、血が出てしまうから歯茎を傷めないように、磨かずそっとしておこう・・・。と思っている方もいらっしゃるのではないのでしょうか? そこで今回は歯磨きをすると血が出てしまう原因をお伝えいたします。 歯磨きで血が出るというのは、ずばり歯周病でしょう。よほど毛先が硬かったり、毛先が鋭角にカットされた粗悪な歯ブラシを使わない限り、歯磨きで健康な歯茎から血が出るということはまずありません。つまり歯茎に炎症が起きている証拠です。   炎症が無ければ、歯茎はそんなに簡単に血が出るものではありません。硬い根菜をバリッとかじろうが、肉の固まりを食いちぎろうが、リンゴをガリッと丸かじりしようが、なんてことありません。だから、歯磨きすると出血するというのは「歯周病じゃないかな?」とセルフチェックできる重要ポイントでもあります。 しかし困ったことに、歯磨きすると歯ブラシに血が付くのが気持ち悪いからといって歯磨きを止めてしまう方がいらっしゃいますが、これでは全くの逆効果。ますます血がでやすくなってしまいます。 炎症の原因はプラーク(歯垢)のなかに潜んでいる歯周病菌なのです。プラークはしつこく、殺菌剤の入ったうがい薬を使ったとしても取り除けるものではありません。歯ブラシでこすり取ってきれいにしないと、ますます炎症が進んでしまいます。 たしかに、「歯茎を怪我させないようにしなくては」と思うかもしれませんが、この出血の根本的な原因は、歯ブラシの刺激ではありません。たとえばもし、皮膚の周りが汚れてばい菌が入って腫れていたら、まず汚れを取り除いて炎症を治さなくては!!と思いますよね?汚れをそのままにしておいて「怖いからこのまま触らないようにしておこう」なんて思わないはずです。口の中だってそれと同じです。 若いうちからそんな状態のまま放っておいたら、10年もすると歯周病がますます広がってしまうかもしれません…。また、せっかく通い続け入れた被せ物や入れ歯やインプラントも何らかの症状が出る可能性もあります。 歯ぐきがやせて歯が長くなったり、口臭が強くなったり、歯がぐらついたりしはじめる前に、中里デンタルクリニック.でプラークと歯石を取って、子供の頃に習ったっきり忘れてしまった上手な磨き方を衛生士が伝授いたします。