歯周病治療について
歯周病は予防できる疾患です
歯周病は軽度の内は自覚症状が少ないため、自分が歯周病であることに気づきにくい疾患です。中度まで進行する頃には歯ぐきが腫れる、歯がぐらつく、口臭など発生し、更に進行すれば歯が抜け落ちてしまうことがあります。日々の口腔内ケアや歯科医院での定期的な検診で予防できるため、歯周病になりにくい習慣を身につけましょう。
TROUBLE
こんな場合はご相談ください
- 歯ぐきから血が出る
- 歯ぐきに違和感がある
- 口臭が気になる
- 歯と歯の間に隙間がある
- 歯ぐきが落ちている気がする
当院の歯周病治療
GBT認定歯科医院が行う
歯に優しい治療
当院では、むし歯や歯周病の根本的な原因である、歯の表面に付着する菌の塊を除去することに着目した治療と予防方針を取り入れています。主にエアフローを活用してバイオフィルムの除去を行うことで、施術時間を短縮するだけでなく、痛みや異音をほとんど感じずに治療が受けられ、口腔内の傷つけも最小限に抑えることができます。
歯周病の再発を防ぐ根本治療を採用
日本には歯周病・歯肉炎患者が数百万人もいるため、歯周病大国と呼ばれることがあります。当院では歯周病に対して、スカンジナビア方式の考え方をもとに治療を行います。スカンジナビア方式とは欧州発祥であり、歯周病の根本を治療して再発を防止するよう維持していく方針で進められます。
治療内容
スケーリング
予防処置や初期の歯周病治療において、スケーラーと呼ばれる専用の機器で歯石を除去することをスケーリングといいます。歯間や歯周ポケットなど普段の歯みがきではケアが難しい箇所でも、歯垢や歯石をきれいに取り除くことができます。当院では、EMS社のピエゾンを使用しているためい痛みが少ないのが特徴です。
SRP
予防処置であるスケーリングとルートプレーニング、2種類の頭文字を取ってSRPと呼ばれます。スケーリングでは歯の表面の歯垢や歯石を、ルートプレーニングでは歯周ポケットのバイオフィルムや歯石を徹底的に除去します。歯周病の予防と軽度歯周病の治療効果があります。
歯周外科処置
歯周病が進行し、歯周ポケットが深くなってしまった場合には、スケーリングやSRPでは治療が難しく、外科処置が必要な場合があります。歯周ポケットを浅くし、歯ぐきの健康を回復させるために、歯の周りの歯ぐきを切開し、歯根に付着している汚れを徹底的に除去します。
歯周病と全身疾患の関係
歯周病の予防が全身疾患の
予防に繋がります
歯周病が進行すると、細菌が体中に巡り全身疾患のリスクを高めてしまうことがあります。具体的な疾患としては、脳梗塞や認知症などの脳に関する疾患をはじめ、糖尿病、心筋梗塞、動脈硬化などさまざまです。全身の健康を維持するためにも、歯周病の早期発見・治療を心がけましょう。