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ホワイトニングができない人って?

ホワイトニングは歯を白くして美しくみせることのできる魅力的な施術ですが、なかにはホワイトニング施術の制限を受ける方もいます。本記事では、ホワイトニングができない人の特徴やその理由、できない場合の対処方法などについて詳しくお話しします。


■制限を受けるのは「薬剤」が理由



ホワイトニングができない人がいる理由は使用する薬剤にあります。医療ホワイトニングで用いられる薬剤には「過酸化水素」や「過酸化尿素」などの過酸化物入りの薬剤が使われます。


これらの薬剤が歯の内側に浸透することで、歯を白くするのがホワイトニングの仕組みです。しかし、これらの成分はお口の中の状態や用法によっては悪影響を及ぼすことがあります。医療ホワイトニングの場合、施術を受ける前には必ずお口の中の状態がチェックされますが、歯科医師によって「お口の中に悪影響がある」「効果が出ない」と判断された際は、ホワイトニングを受けられなくなります。希望すれば誰でも受けられるというわけではなく、口腔内をしっかり確認したうえで問題がないと判断された場合にのみ、ホワイトニングの施術へと進みます。


では具体的に、ホワイトニングができない人はどんな人なのでしょうか?


■ホワイトニング施術を受けられない人



ホワイトニングの施術を受けられない人の特徴は下記の通りです。


✔️虫歯、歯周病などの歯科疾患がある

歯科疾患があると、薬剤に触れた際に痛みや炎症を引き起こすことがあります。歯科疾患の治療をしてからホワイトニングをはじめましょう。


✔️18歳未満

歯の成長と発達が不完全だと、薬剤の影響によって歯がダメージを受ける可能性があります。


✔️歯に亀裂(ひび)がある

歯にひびが入っている場合、痛みが出る可能性があります。また、「歯髄炎」を発症するリスクもあります。


✔️知覚過敏がある

エナメル質が削れて「象牙質」が剥き出しになっている状態です。「象牙質」は神経に非常に近く、敏感なので薬剤がしみて痛みを感じてしまいます。まずは知覚過敏を治すことが先決です。


✔️妊娠中、または授乳中

薬剤や胎児や乳児に影響を及ぼしてしまう可能性があるため、妊娠中および授乳中は基本的にホワイトニングを受けることはできません。



✔️光線アレルギー

光線過敏症の人は、オフィスホワイトニングで使用する光に反応して赤みや痒みなどの症状が出てしまうリスクがあるため、オフィスホワイトニングは控えましょう。光を照射しないホームホワイトニングであれば安全に受けられます。


✔️無カタラーゼ症

カタラーゼという酵素を作れない無カタラーゼ症の方は、過酸化水素を使用するオフィスホワイトニングができません。薬剤を飲み込んでしまった場合、過酸化水素水を分解できず体に悪影響を与えてしまう可能性があります。


■ホワイトニングを受けても効果のない歯


ホワイトニングを受けたとしても効果が出ない歯があることも知っておく必要があります。ホワイトニングはあくまで天然歯のみに効果のある施術なので、下記のような歯には効果がありません。


・抗生物質の服用(テトラサイクリン)による歯の変色

・神経のない歯

・インプラントをはじめ被せ物や詰め物などの補綴物



■ホワイトニングができない場合はどうすればいい?


ホワイトニングを受けられない場合は、その原因によって対処方法が異なります。


①制限を受ける理由が歯科疾患や知覚過敏なら治療を済ませる

②セラミック系の審美治療を受ける


原因を除去することができるのであれば、まずはその原因をなくすことからはじめましょう。


■まとめ


ホワイトニングは大変魅力的な治療ですが、効果のない歯もあれば口腔環境によっては受けられないケースもあります。まずは歯科医師にお口の中を診てもらうことが大切です。ホワイトニングが気になっている方はぜひ一度当院にご相談ください。

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八戸市
補綴専門医
セラミック
ジルコニア
ホワイトニング
インビザラインGO(マウスピース矯正)

中里デンタルクリニック.
歯科医師 歯学博士 中里好宏
住所:八戸市鷹匠小路12-1

Instagram:@nakasatodental 


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