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マウスピースで歯並びを治す

【マウスピースで歯並びを治す】

皆様、こんにちわ
中里デンタルクリニック アシスタント村上です。先日は、八戸市内10cm以上も雪が積もり朝から雪かき作業に追われましたね。今はすっかり雪も溶け、春のような陽気ですが、まだまだ寒いですので風邪などひかないよう暖かくしてお過ごしくださいませ。

さて、今回は矯正治療についてのお話です。
「歯並びを治したいなあ」と思ってはいても装置の見た目が気になってなかなか踏み出せない、という方に最近大人気なのが、アライナー(マウスピース)を使う矯正治療。
「ワイヤーを使う矯正とどんな違いがあるの?」「どれぐらいの時間つけていればいいの?」など治療を始める前にぜひ知ってほしい基礎知識をお届けします!

まず、アライナー矯正とは、樹脂製の透明なアライナー(マウスピース)を使って歯を動かしていく矯正治療です。現在では様々なアライナー矯正のシステムがあり、それぞれに違いがあるのですが、「インビザライン」のシステムを例にご説明していきたいと思います。
アライナー矯正ではピタリと歯を覆うマウスピースが、歯をグリップしてその弾力で歯を動かします。
このマウスピースは患者さんの歯形に合わせてオーダーメイドで作られ、歯が理想の位置に動いていくよう、マウスピースの形を段階的に変化させてあります。治療終了までに30個程度を順次使うことによって、歯が適正に動いていくのです。
ただ、アライナー矯正は、上から被せて力をかけていくので、歯列の拡大は得意ですが、歯を回転させたり、引っ張り上げるのが苦手です。こうした動きが必要な場合は、歯にアタッチメントをつけてグリップを効かせて回転させたり、ボタンをくっつけてゴムで引っ張ったりして、補助装置を使い正しい位置へと動かしていきます。
アライナー矯正というと、見た目に注目が集まりがちですが、さらに重要な特徴があります。
それは奥歯を奥に動かすのが得意だということ。歯を並べるスペースが増えるので、抜歯が必要なケースを減らすことができます。見た目の他にもメリットの多いアライナー矯正、一方デメリットもあるので、自分に向いているかをよく考えて選択してくださいね。
【メリット】透明の装置で目立たない、取り外しができて歯磨きが楽、比較的痛みが少ない、通院回数が少ない、奥歯を奥に動かせるので、抜歯になるケースを減らせる、金属アレルギーが少ない
【デメリット】装着しないと何年経っても治療が終わらない、抜歯が必要なケースは向いていない


当院でもマウスピース矯正を扱っておりますので、歯並びに悩みを抱えているという方はぜひお気軽にご相談ください!