口腔機能発達不全症について
みなさんこんにちは、最近すっかり寒くなってきましたね
中里デンタルクリニックの歯科医師の小松です
今日は当院で最近力を取り入れてる口腔機能発達不全症についてお話しします
これは3歳−15歳の小児を対象としたものです
今の子供たちは食形態の変化で昔よりかは柔らかい食べ物が増えてしまい食事の際に噛む回数が減ってしまってます
理想は一口で30回噛むのがベストですがこの回数が減ってしまうと顎の発達が弱まってしまいます
また普段の食事の際の姿勢が前屈みになってたり、足が地面についてなかったりすると正しい食べ方ができずになります
さらに普段の立っている姿勢や座ってる姿勢なども背筋をピンと伸ばしておらず曲がってると食道と気道のバランスも悪くなりなってしまいます
原因は様々ありますが上記のような普段の生活習慣が食事が遅い、口ポカンと空いている、口呼吸をしている、いびきをしているなどを引き起こしてしまい口の中も歯並びが悪くなってしまうと言われてます
歯並びが悪いと虫歯歯周病になりやすく、歯磨きの清掃性も下がってしまいます。また統計的に歯並びが悪いと噛み締めることもできなくて、スポーツの際に力を込めることができずに、運動能力が下がってしまいます。そして集中力も下がる傾向になってしまうので学力にも差が出ると言われてます
また見た目にも影響するので気にする親はかなり多いです
歯並びは遺伝だけが原因でなく、こういった生活習慣が原因とも言われており、子どもの時にこれらを治さないと改善することが難しく、歯並びが綺麗な方と比べると健康な生活を送ることが難しいです
大人になってから歯並びを治そうとすると矯正治療しかなく、歯を抜かなければならなく、費用もすごくかかります
子どもの時に原因を改善することができれば子どもの時に歯並びが治る可能性もあり、仮に矯正するにしても歯を抜かずに済んだり費用を抑えることができます。
改善する方法は日々のトレーニングです。当院ではガムトレーニングを強く勧めており、ガムを噛むことで口腔機能の発達を促し、虫歯予防の効果もあり、舌の正しい使い方も覚えることができ、口腔機能が正しく獲得をすることができます
この検査は保険でできる検査で30分で終えれることもできるので気になる方がいましたら是非是非スタッフまでお伺いください
また小児用の矯正装置プレオルソというのもはじめました。
歯並びと口腔機能の改善の両方を正すことができるのでおすすめです