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「歯科衛生士」になるまで!

皆さんこんにちは! 中里デンタルクリニック.歯科衛生士の堀内です。 そろそろ8月も終わり、段々と秋の気配も感じられるようになってきましたね。体調管理には気をつけて、引き続き、「手洗い・うがい・消毒」は大事に行っていきたいですね。   さて、前々回のブログで「歯科衛生士」の職業についての詳しい投稿がありましたが、皆さん見て頂けたでしょうか?今回はその続編ということで、「歯科衛生士になるまで学校でどんなことを学んでいるのか」を詳しくお話できればと思います。   まず、「歯科衛生士」は国家資格なので、毎年3月に行われる「歯科衛生士国家試験」に合格する必要があります。そして、その試験を受けるには最低でも3年間、歯科衛生士養成学校で知識や技術を習得しなければなりません。 「歯科衛生士」の業務は法律(歯科衛生士法)で3つに分類されています。①歯科予防処置②歯科診療補助③歯科保健指導です。(詳しくは前々回のブログで詳しく載っていますよ)この3大業務を適切に養うために、養成学校の授業は構成されています。講義では一般教養から歯科の専門分野を学んでいきます。実習では模型での練習から始まって、実際の人のお口を借りて行う練習に移っていきます。   ①1学年 1年目の講義では主に一般教養学を学んでいきます。「解剖学」や「生理学」で身体全体のことを、「薬理学」でお薬のことだったり、「栄養学」で栄養に関することも学びます。実習では模型を使った「模型実習」が主になります。器具の使い方や姿勢を学びます。   ②2学年 2年目に入ると、段々と歯科専門分野の授業が多くなってきます。「口腔外科学」では外科的なことだったり、「矯正歯科学」では矯正のことだったり、その他にも「歯科」について詳しく学んでいきます。実習では、提携する歯科医院や病院で、歯科医師や歯科衛生士の補助をする「臨床実習」が始まります。現場に触れる機会が増えることで、より専門的な知識が深まっていきます。   ③3学年 3年目は、「歯科衛生士」になるということは「医療人」になるということでもあるので、「介護学」や「看護学」も学んでいきます。そして後半は国家試験対策に力を入れていく形になります。   そして、学校卒業、国歌試験を突破し、晴れて「歯科衛生士」になることができます!いかがでしたでしょうか?実際に私も、学校での3年間と国家試験を乗り越えて、今があります。このブログを読んで、少しでも「歯科衛生士」という職業に興味を持って頂けたら、幸いです☆