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入れ歯の調整とその後の定期受診をお忘れなく!

入れ歯の調整とその後の定期受診をお忘れなく!

みなさんこんにちは、中里デンタルクリニック.歯科衛生士の小砂子です。入れ歯のお手入れ、しっかりできていますか?

お元気なあいだは定期的に歯科のメインテナンスに通ってください。

そしてもしも要介護になったら、訪問歯科を活用して人生の最後まで入れ歯とプラスaの支えで食事を楽しんでいきましょう。

プラスaの支えで入れ歯の違和感がなくなったら、微調整や予防を目的とする歯科との「新たなお付き合い」をはじめましょう。

天然歯を支えにしている入れ歯ならむし歯や歯周病にならないよう予防をしていく必要がありますし、インプラントの場合も放っておくと歯周病(インプラント周囲炎)になってしまいます。

また、使っているうちに噛み合わせも変化してきます。

定期的にメインテナンスを受け、残った歯やプラスaの支えを大切に守って快適な状態を維持していきましょう!

入れ歯がガッチリと固定され、調整も終わってよく噛めるようになると、みなさん「やれやれ、これでもう歯医者に通わなくてすむ」と思われるかもしれません。

でもこれはとても残念なことです。

「入れ歯が落ちないように」と控えめに動かしていた頃のお口の筋肉は痩せていますが、具合がよくなり遠慮なく動かせるようになると、お口の筋肉にボリュームが戻ってきます。

よい入れ歯ほどお口が変化するので、調整が大事です。具合よく使い続けるため、ぜひ歯科の定期的なメインテナンスを受けてください。

歯科の定期的なメインテナンスでは、入れ歯の調整だけでなく、噛み合わせのチェック、残っている歯やインプラントのクリーニング、入れ歯の徹底洗浄、そして予防のためのブラッシング指導や入れ歯のお掃除指導を受けることができます。

支えを設置した天然歯が、もしもむし歯や歯周病になって失われてしまったら、入れ歯は支えを失って噛むたび動いてしまいます。また、インプラントはむし歯にこそなりませんが、歯石がつくと歯と同様に炎症が起きて歯周病(インプラント周囲炎)になります。埋め込んだインプラントがグラグラになっては、せっかくの治療が台無しです。

人生100年時代、長くなった老後をすこやかに過ごしたいもの。人生の終わりまで食事を楽しめるよう、プラス&の支えで入れ歯を安定させ、定期的なメインテナンスに通って具合のよい状態をずっと維持していきましょう。

入れ歯を具合よく使い続けるには?

入れ歯を使い始めてからも調整は必須です。

プラスaの支えのおかげで具合よく噛め、ゲラゲラ笑ったりできるようになると、それまで動かしていなかった舌や頬の筋肉が戻ってきます。筋肉のボリュームが増すと、当初の痩せたお口に合わせて製作した入れ歯の調整が必須になります。治療が終わってからも、定期的に歯科を受診して調整を受けましょう。

定期的に入れ歯をメインテナンスを受けましょう。

具合のよい状態を維持するには、プラスaの支えを長持ちさせることが大前提。

天然歯に設置したアタッチメントの場合はむし歯と歯周病の予防が、インプラントの場合はインプラントの歯周病(インプラント歯周炎)の予防が必須です。支えがだめになってはがっかりなので、定期的なメインテナンスを受けましょう。

入れ歯とアタッチメント、毎日欠かさずお手入れを。

毎日1度は入れ歯をみがいて洗浄剤に漬けましょう。またアタッチメントを設置した歯やインプラント、そして残っている歯は、朝晩ていねいに歯みがきしましょう。とくに大事なのが歯ぐきとの境目です。アタッチメントのお掃除は少し慣れが必要なので、メインテナンス時にお手入れの指導を受けましょう。

通えなくなったときは訪問歯科診療があります。

歯科への通院が難しくなったときは、ケアマネジャーに相談し歯科の訪問診療を受けましょう。「インプラントは寝たきりになったときに困らない?」とのご心配にはおよびません。入れ歯を外して洗浄できるので、介護者がケアしやすく、お口の清潔を保ちやすいのもプラスaの支えを使った入れ歯治療の利点です。