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「歯周病」に気づいていますか?

こんにちは!中里デンタルクリニック.歯科衛生士の堀内です。皆さんいかがお過ごしでしょうか?寒い日々が続きますね。今週は今季最強の寒波が流入するとか・・・。積雪は昨年よりは少ないような気がしますが、油断できないですね!暖かくして、身体をご自愛ください。   さて、今回の話題は「歯周病」についてです。皆さんは自分が「歯周病」なのかどうか気になったことはありますでしょうか?歯のことはどうしても後回しになりやすいですよね。定年退職し、久々に受診したら悪化していて「退職金で歯の治療をした」というお話もよく聞きます。   厚生労働省が2007年に行った「労働者健康状況調査」によると、持病についての質問に対し、自分にお口に「歯周病がある」と回答した人は平均で6.6%でした。ところが、この調査年に最も近い「歯科疾患実態調査」では、20代の約70%、30代の約75%、40〜60代では約80%の人に、何らかの歯周病の症状があったことが報告されています。歯科医師が診断すると「歯周病がある」。でも本人は気づいていないのです。   また、職種によってお口の健康状態に違いがあることがわかりました。それは、職場環境や働き方によって、歯科の保健行動(歯みがきや歯科受診など)が取りにくい職種があるからです。   例えば、タクシーの運転手さん。昼食はコンビニで買って車の中で食べる。歯みがきをしたいけれど、その時間も場所もない。深夜業務も多く、疲れて帰ると、寝る前の歯みがきも簡単になりがちになってしまう。また、夜勤がある方は、生活が不規則になりがちで間食が増えたり、疲れで歯ぐきが腫れやすくなったりするそうです。   そして、事務職の方は「顎関節症」なりやすいというデータも出ています。夜勤の方よりも日勤の方、男性よりも女性、世代では20〜30代の方が「仕事のPC作業」の時間が長く、リスクが高いことが分かっています。   このように、どの方でもお口の疾患と隣り合わせです!ぜひ、かかりつけの歯科医院を持ちましょう。早期の治療や個別指導を受けることをオススメします。職場環境や生活習慣に合った個別の健康指導、個人のお口に合った歯科指導を受けないと、予防行動の改善にはなかなかつながりません。   中里デンタルクリニック.では治療に入る前に「唾液検査」を行っております。唾液を採取して機械にかけることによって「むし歯のなりやすさ」「歯ぐきの健康状態」さらに「口臭の度合い」まで数値化され、今のお口の中の状態を詳しく知ることができます。歯科衛生士が検査結果と改善方法までしっかりとご説明する時間を設けてますので、気になる方はぜひ、ご連絡ください!